藤本オーガニックファームが大切に想うこと。

藤本オーガニックファームができるまで

両親から引き継いだ畑で稲作コシヒカリや山田錦、三田市特産品である山の芋、ピーマン・トマト・キュウリ・玉ねぎなどを慣行農法で栽培していました。決められた施肥ときれいなお野菜をつくるため、周期的な農薬散布をしていました。

あるとき、テレビ局の方にうちの野菜を取材していただいたことがありました。その放送を目の当たりにした時のことです。

お母さんとお子さんがウチのお野菜を買っていただいているシーンで、お母さんとお子さんに向けられたインタビューで、

「採れたての新鮮お野菜なので、そのまま洗わずに頂くことがあります! とてもみずみずしくて美味しいです!」とお話しされました。

その瞬間、私たち夫婦はとてもショックを受けました。お客さんに喜んでもらえるようにと思って、きれいなお野菜作りを目指して何度も農薬散布をし、見た目はたしかに綺麗な野菜たち。 だけど、農薬が残留しているであろうお野菜を洗わずに口にしている現実を目の当たりにしたのです。 しかも大人だけでなく、幼いお子さんまでも。。

こういう野菜作りを続けていてはダメだ。

”お客さんに自信を持って自分たちが作ったお米やお野菜を提供したい!”と決心した瞬間でした。

 

保田先生との出会い

有機農法を学びだした頃、偶然三田市でボカシ肥の講習があると聞き、参加しました。そのときの講師の先生が保田先生です。

後から知ったのですが、日本でまだ農薬を使用しても無害だと信じられていた頃に、乳児への母乳汚染を危惧し、有機農業を体系化された有機農業の第一人者の先生でした。

講習で保田先生は「野菜を肥満化させるから虫がつく。虫がつくから農薬を使いたがる。」「山の木々をお手本に土をつくれば虫は来ない。」とまさに目からウロコなお話しと、まさかー。という半信半疑の思いでその日の受講を終えたのでした。

その日の受講をきっかけに各地で開校されていた、保田先生が講演されている有機農業教室を受講することにしました。

私達夫婦がかかえている慣行農業への疑問は2年間の有機農業教室の受講で明らかとなり、”お客さんに自信を持って自分たちが作ったお米やお野菜を提供したい!”という念願を現実にするには、有機農法だと確信することができました。

 

慣行農業から有機農業へ完全切り替えをして数年が経ちました。今ではお客さんに美味しくて、安心・安全なお米や野菜を提供できるようになったと自信をもっています。